ブライトバーン
みなさんこんばんは、悪党です
4連休、結局お家で過ごした方も多いでしょう
GoTo?
なにそれ美味しいの?
毒たっぷりで今回はこの作品
ガーディアンズ・オブ・ザ・ギャラクシー(以下GotG)でおなじみ、ジェームズ・ガン制作の作品です
例によってネタバレ満載なので苦手な方はお戻りを
子作りに励むブライア夫婦の前に隕石が落ちてきたことから物語は始まります
10年後、2人の養子であるブランドンは聡明な少年に育ちましたが納屋にある何かからの謎の声を聞いてから異変が起こります
芝刈り機を遥か遠くまで投げるパワー、回転する刃を物ともしない頑強さ
ちなみに作品内で描かれるブランドンの能力は上記に加えて飛行能力、目から破壊光線……つまりはスーパーマンですよ
しかしコスチューム姿はマントははおえども不気味なマスクをしています
素材は冒頭でも出てきた愛用のブランケット
しかし身体の変化とともに心の変化も表れてきます
父への反抗、性への興味、人体への関心
両親とも反抗期だと考えています
まあ普通はそうですよね、って自分の息子が女体だけじゃなく、内蔵にまで興味を持ったらもう異常だよなぁ
そんな中、授業中に衝動的に同級生の手を握り潰します
ブランドンはまた納屋からの声を聞き、導かれていきます
謎の声に「世界を奪え」とささやかれて意識が混濁したブランドンですが母親が走り寄ったところで謎の声は止み、ブランドンは床下に落ちてしまいます
赤ちゃんの頃から血を流したことがないブランドンは床下にあった機械に当たって怪我をして正気に戻りましたが、母親からこの宇宙船に乗ってやってきた異星人であることを知り、激昂します
弱点もスーパーマンと一緒で自分の星のもの、この傷ついたことが伏線になると思いましたね
誰だって思うやろ
ここからブランドンの凶行が始まります
まずは手を握り潰した同級生の母親を襲い、次は叔父を車ごと持ち上げて落とし、手にかけます
ちなみに同級生の母親は行方不明になっているみたいで死んでるかはこの時点では分かりません
いや、片目潰れてるけどな
叔父は顔下半分がなくなるし、さすがPG12、グロ描写もバッチリですガクガクブルブル
父親は自分の息子の変化を恐れますが、親としてある決意します
一方でブランドンが現場に残したマークから保安官は一連の事件をブランドンの仕業ではないかと推測して家にきていました
ここらへんは子どもの仕業って感じがするよね
父親はブランドンを殺そうとして返り討ちにあい、母親も襲われます
通報を聞いてやってきた保安官もあっさり殺されてしまいます
しかし、母親は船に当たりブランドンが怪我をしたことを思い出し、納屋に向かいます
船の破片を手に入れましたが、そこには行方が分からなくなっていた同級生の母親の解剖されて標本のように壁に貼り付けられた無残な姿がありました
いや、今まで血も流したことないって言ってたの自分やん
対策せえや
そしてブランドンの異常性も描写されます
レクター博士かよ
ブランドンと対峙する母親
ブランドンを傷つけられる唯一の物質で殺そうとしますがあっさり止められ、上空まで上げられ、落下死にされます
その後、ブランドンは旅客機を自宅に墜落させて殺人を隠蔽、唯一の生還者として保護されるところで物語は終わります
まあ凡百の作品ならここでブランドンがやられてめでたしめでたしなんでしょうな
いやスーパーマンは殺せんでしょう
スタッフロール中にはその後もスーパーパワーを使い、暴威をふるうブランドンの姿が動画配信サイトに流れています
ちなみにこのユーチューバー?みたいな人はGotGでヨンドゥを演じたマイケル・ルーカー
俺はメリー・ポピンズだ!
ちなみにジェームズ・ガンはGotG以前にもスーパーヒーローを扱う映画を撮っていて、「スーパー!」っていうこれまたネジがゆるんでる作品なんですがこの動画配信にそれに出てきたヒーローも映っています
同一世界観なんですかね?
もし、スーパーパワーを持つヒーローが善性を持ってなかったら?というコンセプトで作られたこの作品、子どもの反抗期に対応できない親への風刺も入ってるんですかね?
子を持つ身としてはスパイン・チラーな作品でした
といったところで今回はここまで